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The Story of Toritama

​酉玉のおはなし

酉玉。その名に、鶏をありがたく頂く意味も込め、職人の心が宿る焼き鳥店。
 

酉玉の自慢の味は「繋がり」というテーマが常に循環しています。その話は、本館のオーナーシェフである伊澤史郎が幼い頃からのものです。幼い伊澤は、よく父親に連れて行ってもらった八丁堀の「さくら家」に通っていました。そこは、父親が行きつけのこじんまりとした焼き鳥屋で、幼い伊澤は炭の煙に包まれながら、父親と「さくら家」の主人がカウンターテーブル越しに話す場面を見ていました。その風景と味に惹かれた伊澤は、成長するにつれ自然と同店に弟子入りしました。その後、白金の地で店を開業し、創業100年の「さくら家」からのれん分けとして受け継いだ秘伝のタレを使用し、今でも変わらない味を提供しています。

2000年に「白金 酉玉 本館」を開店して以来、伊澤は希少部位を焼き上げる焼鳥屋として有名になりました。当時、このようなスタイルは珍しかったため、瞬く間にその味は広まり、現在では「白金 酉玉 別館」や「白金 酉玉 神楽坂店」など、本館以外にも多数の店舗を展開しています。さらに香港、シンガポール、バンコク、マレーシア、そして広州に2店舗を展開しており、すべての店舗で、日本の伝統的な焼き鳥屋さんとして愛されています。

伊澤は、焼き鳥いっぽんで30年以上も修行を積んできました。そのなかで、まかないで出る希少部位が美味しいことに気づきました。しかし、なぜお客様に提供されないのか疑問に思い続け、追求するように学んできました。鶏の飼育や品種の違いについて学び、また日本酒にも探究心を燃やし、自分のこだわりを詰め込んだ「酉玉」の第1号店舗が「白金 酉玉 本館」です。

酉玉では、首の部分の「とっくり」、胸腺「おたふく」、気管「さえづり」など、伊澤自身が名付けた希少部位を扱っています。また、日本酒にもこだわっており、入手困難な山形「十四代」や新潟「鄙願(ひがん)」など25種類ほどを中心に取り揃えています。こだわりは酒器にも及び、冷たいお酒を注ぐと花火が浮かび上がる丸モ高木陶器の「冷感花火グラス」などを使用して、遊び心をくすぐります。また、「酉はら」「酉直」などのブランドも展開しています。

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